不動産売却でよく起こるトラブルとは?専門家が解説します!
不動産売却をお考えの方にぜひ知っていただきたいのが、トラブルの発生についてです。
不動産売却では、どのようなトラブルが発生しやすいのでしょうか。
この記事では、不動産売却で発生しやすいトラブルと、防ぐためのポイントをご紹介します。
不動産売却で発生しやすいトラブルとは?
不動産を売却する際、どのようなトラブルが起きやすいのでしょうか。
発生しやすいトラブルは、大きく2タイプあります。
契約解除のトラブルと瑕疵問題のトラブルです。
ここでは、それぞれについて詳しくご説明します。
*契約解除のトラブル
不動産の売買は、契約と引渡しの2段階で行われます。
この契約と引渡しの間には約2ヶ月程度の期間が空くため、一旦契約を結んだものの引渡し前になって解除の申し出を受けるケースがあります。
この場合、その契約が解除できるのか、解除の申し出は有効なのか、というトラブルが発生することになります。
またこのトラブルは、売買契約を結ぶ当事者どちらかが、締結後であっても簡単に契約解除できると考えていることによって生じることが少なくありません。
契約締結時に、どのような場合に契約解除ができるのかをお互いにきちんと確認しておきましょう。
*瑕疵問題のトラブル
瑕疵とは、造成不良や設備の故障など、取引の目的である土地・建物に何らかの欠陥があることを言い、瑕疵問題のトラブルとは、売買契約締結後に隠れた瑕疵が発見された際に生じるトラブルのことです。
瑕疵を隠すと後々大変なことになるため、契約締結時には正確な情報を正直に伝えるようにしましょう。
トラブルを防ぐためのポイントを紹介!
不動産を売却する際に生じやすいトラブルを防止するためには、どのようなことに気をつければ良いのでしょうか。
ここでは、そのポイントを2つご紹介します。
1つ目は、売買契約書で契約解除について確認することです。
不動産売買において契約後に何らかのトラブルが発生した場合、基本的には締結した契約書を基に結論が導かれます。
トラブルの起きやすい契約解除の部分だけでも、きちんと把握しておきましょう。
2つ目は、知っている情報全てを不動産会社に伝えることです。
売買に不利になることを知っていたにもかかわらず、そのことを黙っていた場合、後々大きなトラブルに発展してしまいます。
場合によっては、損害賠償請求をされることもあるでしょう。
こうした事態を防ぐためにも、知っている情報全てを不動産会社に話すようにしましょう。
まとめ
不動産売却で発生しやすいトラブルと、防ぐためのポイントをご紹介しました。
不動産の売却をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
ご不明点がございましたら、お気軽に当社までご相談ください。