相続した実家の空き家、放置していませんか?空き家管理について解説!
相続した実家の空き家、放置していませんか?
「今日は、実家の空き家、この先どうする?」
をテーマにお話いたします。
実家の空き家は管理できていますか?
最近弊社に、「実家の空き家をどうしたらいいだろうか」という相談が増えています。
もともと地方出身の方が東京や横浜に出てきて、「実家がいろんな理由によって空き家になってしまった」というお話を、私どもに相談していただくケースが増えているのです。
最近はコロナによってなかなか実家に帰れないお悩みやご相談もあります。
そもそも、実家が空き家になっていると何が問題かといいますと
- 近隣の方にご迷惑になる(植木が伸びっぱなし、瓦が飛んできたりなど)
- 空き巣や放火などの悪い人たちの隠れ家になり、犯罪の温床になってしまう
このようなことが起こり得ます。
また、家は窓や戸の開け閉めをしていないと痛むのが早くなってしまいます。
そのような状態で家の価値が下がってしまうと、いざ他人に貸したい・売却したいとなった時に適正な価値での売却や、適正な価値の賃貸にできないという問題につながっていきます。
放置された空き家は税金面でのリスクがあります
また、管理されていない空き家は税金面の問題があります。
家が建っていると固定資産税の減免が受けられていることがあり、その軽減措置がなくなる恐れがあります。
いわゆる特定空き家といわれるものですが、「今にも倒壊しそう」だったり草が伸びていたり、塀が傾いているなど、周りの景観を損ねていて、著しく周囲に悪影響を及ぼしている空き家と行政から認定されてしまうと、固定資産税の軽減が認められなくなってしまうリスクが発生します。
今後、空き家をどうするべきか?
空き家は深刻な社会問題になっていますが、空き家の選択肢がいくつかあります。
- 人に貸す、賃貸に出す。
- やむを得ず売却をしてしまう。
- 空き家の管理をしてくれてくれるサービスを受ける業者を探す。
- そのままにする。(こちらはおすすめしません)
空き家の管理サービスはあまり聞きなれないかもしれませんが、一部の不動産業者や、空室のサービスをしている会社でこのようなサービスを実施しているところがあります。
- 月に1回・2回、郵便物の確認をしてくれる
- 室内の空気の入れ替えをしてくれる
- 草むしりをしてくれる
など、自分たちがわざわざ実家に行かなくても管理のお手伝いをしてくれるサービスです。
また、空き家管理サービスを受けることによって税金面のメリットもあります。
適正に管理されている空き家であれば、特定空き家に認定されることありません。
今まで固定資産税の軽減措置を受けているのであれば、そのまま軽減されるということになります。
「空き家管理サービス」は、ふるさと納税で返礼品にしている自治体もあります。
私たちスリーウェイズの空き家管理サービス
株式会社スリーウェイズでは「空き家の管理サービス」をご用意しています。
実家が離れている・時間がない・自分では管理できない、などの方にご利用いただきたいサービスです。
サービスの詳細については様々なお客様の要望によりますが、一般的には、敷地の周りのごみ拾い、草むしり、郵便物の確認と定期的な回収(大量に入っていると空き家がであると見られてしまうので)、ご要望によっては鍵をお借りして、室内を空気の入れ替え、水道を出したり、排水を点検させていただいたりというようなサービスを行っております。
まとめ
現在、空き家は深刻な社会問題になっています。実家が遠方の方は特に相続後にそのままにしてしまいがちです。ですが、適切に管理をすることで相続した家を今後どうするかについてもじっくり考える時間が出来ます。放置して価値を下げてしまうより、維持管理サービスを利用していくことをおすすめいたします。
相続した不動産のことやまた税金のことについて、お悩みのある方はぜひ当社にご相談ください。
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